ゼロから始めるレキシオ(Lexio)攻略⑥~レキシオチャンピオンシップ本選レポート~
皆さん、こんにちは!
ライターのカツです。
この『ゼロから始めるレキシオ(Lexio)攻略』の連載も6記事目となりました。
2023年9月30日土曜日。この日は第1回JLC(レキシオチャンピオンシップ)の本選が行われる日です。
まさかこの記事の連載が始まった時は、レキシオチャンピオンシップの本選に参加して、レポートを書くことになるとは思っていませんでした。
ですが、せっかく会場に潜り込めたので、本記事ではレキシオチャンピオンシップの本選のレポートを余すことなくお伝えできればと思います。
前回記事↓と併せて、
2024年度以降のレキシオチャンピオンシップへの参加を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
第1回レキシオチャンピオンシップの会場は東京ビッグサイト!
という訳でやってきました東京ビッグサイト!
コミケなども開催されている会場で、私たちオタクにとって馴染み深い会場ですね。
関西に住む私は意外にもこれが初ビッグサイトでしたが、何度もSNS等で見かけたこの光景に、興奮しました。
さて、レキシオチャンピオンシップの会場は会議室棟の6Fということでした。
道中長いエスカレーターを上り、会場を探すと……あったあった。
受付を済ませて会場入りすると、すでに多くの参加者たちで賑わっています。
見覚えのある関西組の参加者たちもすでに受付を済ませていたため、同じ卓に座らせてもらいました。
やがて程なくして開会式が始まりました。
東京(2回)・名古屋・京都・福岡と計5ヶ所で行われた予選の上位3名ずつが集まる本大会。
文字通り全国のレキシオ強者たち15名が集う大会といえますね。
実行委員の方々の挨拶の間、徐々に会場が引き締まった雰囲気へと変わっていきます。
本大会での上位2名は11月に韓国で開催される世界大会へ進出できる他、優勝者には渡韓代とは別に10万円の賞金が授与されます。
もちろん2位の人にも渡韓代は授与されるため、破格の待遇といえるでしょう。
ちなみに、本選は予選の時と違いいわゆる「練習会」はないため、いきなり「本番」。
この時点で私も大分緊張してきました……。
卓分け、そして1ゲーム目開始!
卓分けですが、今回は3色のチップを箱から引いて、その色に応じた卓につくという形でした。
続々と箱からチップを引く参加者たち。
この時点では互いの強さもあまり分からないため、結構淡々と進みます。
ちなみに私は緑のチップを引きました。
最終的にそれぞれの卓に5人ずつが集まり、卓分けは完了。
何気に5人戦は初だったためかなり不安が大きいのですが、なるようになるの精神でゲームスタート!
1ゲーム目は東京王者のあきらさんと同卓。
常にカメラ目線のあきらさん。
その余裕、私も見習いたいものです……。(すでに緊張でガチガチ)
全国大会らしく、シビアな戦局が続く
5人戦で牌がすべて使われる、といった基本ルールの違いもありますが、本選はやはり皆さんプレイングの質が高い!
正直に言うと、予選や普段のフリープレイでは、基本的に「大負けしないように」プレイングしていれば、どこかで誰かが大負けして勝手に得点が増えていくイメージでした。
そのため、特別無理な勝負をかけなくても得点が増えていくことが多かったように思います。
ですが、この本選のレベルになると皆さん絶対に大負けしてくれないため、どこかで勝ちきれないとジリジリ得点が減っていくだけです。
たまに勝てても皆さんうまく牌を減らしてますので、1~2点ずつくらいしか得点が吸えません。
さらに自分が間違えて大負けしたゲームがあれば、それは致命傷となってきます。
実際、1ゲーム目では得点がジリジリ減っていき、5ラウンドが終了した時点での総合得点は15人中14位。
かなり出遅れてしまった感があります。
この時点で1位のせーまさんとはすでに150点近い差が……。
2ゲーム目以降も重苦しい苦戦が続く
2ゲーム目は関西予選でも一緒だったOさん改めじぇいむずさんと同卓。
これで彼とは予選以来3回目の同卓となります。
何とか巻き返したい私は1ラウンド目で初めて1位抜けに成功するも、皆さんやはりそこまで大負けはしてくれない。
おかしいな、フラッシュ2回でかなり早く終わらせたつもりなんだが……??
そして、しっかりその貯金は次のラウンドの微負によって吐き出します。
コインが増えない……。
ちなみに、この卓でじぇいむずさんがこんな役を完成させていました。
このラウンドもマイナス8点で最下位転落。
全国の壁、高すぎる……!
他の卓に目を向けてみると……。
当然、私の卓以外でも白熱した戦いが続いています。
他の卓の皆さんの得点にも目を転じてみましょう。
まずは1位は名古屋から来たせーまさんがダントツでリード。
1ゲーム目から独走状態で、この時点でプラス100点以上の470点台を叩き出していました。
一体どんなプレイングをしたらこの舞台でそんな独走できるのか……。
ですがレキシオチャンピオンシップの世界大会会場……韓国に行けるのは2位まで。
そしてその2位争いは混沌としています。
2ゲーム目が終わった時点での2位はTateさんで、410点。
3位の西村さんがその時点で398点でしたので、たった12点差です。
西村さんとは1ゲーム目同卓しましたが、序盤ほとんど牌を出さずに終盤一気に上がる、という戦法を見せるなど、かなりの実力者で、私が1ゲーム目に大きくコインを減らした一因ともいえるプレイヤーです。
ですが、4位以下もあきらさん、5位のおれんじさんも380点台といい位置につけており、全く先が読めません。
何せここはレキシオチャンピオンシップ全国大会。
何が起きるかは全く分からない戦いですからね……。
3ゲーム目終了! 劇的な結末に湧く会場!
3ゲーム目になると皆さんいい感じにほぐれてきたのか悲喜こもごも。
ですが、2ゲーム目終了時の予感通り、3ゲーム目は波乱の結果となりました。
え? 2ゲーム目終了時に最下位だった私が猛追を見せて逆転優勝かって?
ふふふ、ではもったいぶらずにお見せしましょう!
これが全ゲーム終了時のスコア表です!
いや、カツお前結局最下位やないかい!!!((((;゚Д゚))))
しかも2ゲーム目と全く得点数変わらず……。
でも見てほしいのはそこじゃなくてですね……。
2位に滑り込んだのは何と2ゲーム目終了時点で6位だったちひろさん!
3ゲーム目での得点がなんと+91点という見事な大勝ちでした。
3位のあきらさんも4位だった2ゲーム目終了時点から55点も稼いだのですが、惜しくも届かず無念。
そして1位はやはり1ゲーム目から独走していたせーまさん。
おめでとうございます!
これでせーまさんは世界大会出場だけでなく、栄えある「初代レキシオチャンピオンシップ日本王者」の座を手に入れましたね!
お二人にはぜひとも、世界大会でも暴れてもらって、栄冠を勝ち取ってもらいたいと思います!
せーまさんも言ってましたが、まずは韓国語の「パス」は覚えないといけませんね。
あと、パスポート切れてないかどうか確認してくださいね!
レキシオチャンピオンシップ本選を終えて
表彰式を終えた後は記念撮影などの後、交流会が行われました。
何人かの参加者とお話できたのですが、皆さんボードゲームの好みは結構バラバラでした。
私のように重ゲーばかりしてる人間もいれば、色んなゲーム会に参加してそこにあるゲームをなんでも遊ぶという方も。
ちなみに準優勝のちひろさんに「途中でプレイング変えたりしました?」って聞いてみたのですが、「大勝ちした時も変えずに戦ってました」という答えが返ってきました。
やはり、よそ行きのプレイングをしている内は、こういうハイレベルな戦いにはついていけないということか……。
私にとっては正直くやしさしかない大会でしたが、得るもの、気付けたものは多かったように感じます。
来年も関西予選を勝ち抜ける保証はないですが、できればまたこの戦いの場に帰って来たいものです。
最後はサトミン社長と記念撮影をさせてもらって、帰路につきました。
最後になりましたが、レキシオチャンピオンシップの京都予選から本選にかけて、同卓していただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして本記事をいつも読んでくださる読者の皆さまにも、感謝いたします。
いつか、どこかで同卓できることを願って……。
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