ボードゲームは教育面でもプラスに!そのメリットとは?
「ゲーム」というと教育にはあまりよろしくないイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はボードゲームは教育面でもプラスになると言われています。
今回はボードゲームにおける教育面でのメリットについて、改めてお話ししていきたいと思います。
スマートフォンへの依存度を下げる
ボードゲームにおける教育面でのメリットとしてまず挙げられるのが、スマートフォンへの依存度を下げるという点です。
ボードゲームに集中することによってスマートフォンを手放す時間が自然とできるようになりますし、「スマートフォン以外にも楽しいものがある」という気づきにもつながります。
特に、今はスマートフォンで何でもできるからこそスマートフォンが手放せないという方が性別や年齢に関係なく多くなっています。
何でもできると思われがちなスマートフォンでも、ボードゲームならではの臨場感や楽しさは再現できません。
スマートフォン以外に楽しい世界を見つけるということがスマートフォンへの依存から抜け出す第一歩になるかもしれません。
心理戦を通して相手の気持ちを考えられるようになる
また、ボードゲームは基本的に心理戦となるため、その心理戦を通して相手の気持ちを考えられるようにもなります。
これも教育面でのメリットになってくるかと思います。
ボードゲームで勝つためには、やはり相手が何を考えているのかを探っていかなければいけません。
そのとき、無意識のうちに相手の目線に立って考えるということができるようになります。
相手の目線に立って考えると自分自身を客観視できるようになりますので、自分の言動が相手にどのような影響を与えるかというところまで考えられるようになるでしょう。
簡単に言ってしまうと想像力を働かせるということなのですが、今はこの想像力の欠如によって起こっている問題がとても多くなっています。
楽しみながらも自分の頭で考えて想像力を養っていけるのがボードゲームなのです。
失敗から学べる
これは日本の社会や国民性にも関係してくる部分かもしれませんが、日本ではまだまだ「失敗=悪いこと」という認識が根強く残っています。
ただ、子どもはもちろん、大人でも失敗はするものですし、失敗のない人生はあり得ません。
失敗が悪いことだという認識のままだと失敗すること自体を極端に怖がってしまい、生きにくさを抱えてしまいますし、さまざまなシーンで成長の機会を失ってしまいます。
しかしながら、本来は失敗をしたのであればその失敗からしっかりと学び、同じ失敗を繰り返さないようにすればいいだけの話なのです。
ボードゲームでは何度も失敗を経験することになるでしょうし、その失敗のたびに「次はどうすればいいのか」ということを考えるようになります。
もちろん、悔しい思いをすることはあるでしょうが、楽しめるボードゲームだからこそめげることなく試行錯誤を繰り返しながら、レベルアップしていくことができます。
ボードゲームという何気ないワンシーンでもそういった日々の積み重ねが、日々の生き方にも影響してくるのです。
こういった点も、ボードゲームにおけるメリットのひとつになります。
コミュニケーションスキルを高められる
今は面と向かってのコミュニケーションに苦手意識を持っている方も少なくありません。
実際に、LINEなどの簡易的なやり取りで済ませてしまうということも多いでしょう。
ただ、コミュニケーションスキルというのはやはり対面してこそ高められるものです。
ボードゲームであれば、相手の表情や声の調子、仕草などからいろいろな情報を読み取ることができますし、その中でしっかりとコミュニケーションスキルを高めていくことができます。
楽しみながらコミュニケーションスキルを高められるという部分もまたボードゲームのメリットのひとつと言えるでしょう。
分析力が高まる
そして、ボードゲームでは分析力も高まります。
この点も教育面では大きなメリットになってくるでしょう。
今、目の前に見えている状況ができあがるまでにどのような過程の積み重ねがあったのか、ここから今後どのような展開が考えられるのか、自分以外の人間がこの状況を見てどのようなことを考えているのか……このように物事を多角的に分析できるようになると、ひとつのことに振り回されなくなります。
特に、今はいろいろな情報が出回る時代ですから、出てきた情報を鵜呑みにせず自分なりにさまざまな角度から分析する姿勢が求められます。
まとめ
ボードゲームには教育面から見ても、さまざまなメリットがあります。
お子さんの成長だけではなく、親御さんにもまた新たな気づきをもたらしてくれるでしょうから、積極的にボードゲームを活用していきたいところです。
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