ゼロから始めるレキシオ(Lexio)攻略③~家族でボードゲーム!実家でお披露目編~
皆さん、こんにちは! ライターのカツです。
今回は久しぶりの実家への帰省ということで、ぜひ両親にも『レキシオ』を布教するべく、遊んできました。
私が持ち込まない限りは普段、ボードゲームをしない両親ですが、どんな反応を見せるでしょうか。
今回は、そんな両親とのプレイ日記と感想を中心にまとめさせていただきました。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
「1プレイ5分」で家族と遊ぼう『レキシオ』!
私の帰省時には夕食後、ボードゲームを遊ぶことが多い我が家。
贔屓の阪神タイガースが勝利したため、父も上機嫌です。
そこですかさず「今日はこれを遊ぼう」と『レキシオ』を出してみました。
「えらい大きい箱やねぇ」
母が少し心配そうな顔をします。
『レキシオ』は充実した内容物のため、箱も大きいです。
今まで実家で遊んだ軽ゲーたちは小箱が多かったから、心配するのも無理はありません。
「大丈夫、1プレイ5分くらいのゲームを何度か遊ぶだけだから!」(合計何分遊ぶかは言っていない)
「そう、じゃあお母さんらでもできるかな」
ホッとする母。「1プレイ5分」って言葉は便利ですね。
これからは「〇ラウンドで×分くらい」とは言わず「1プレイ5分くらい」という紹介を多用していこうと思いました。
麻雀牌のような内容物に最初から喜ぶ家族
さて、箱を開けて早速内容物のお披露目です。
「お、麻雀牌みたいやん! 麻雀なら学生時代何度もやったからなぁ」
と、父は何年前のことか分からない話をしながら喜んでいます。
一方、リファレンスカードを見た母は「『ポーカー』みたいやねこれ」と言っています。
そう、それに気付いてくれたら話が早い!
とはいえ、残念ながら「大富豪」をしたことがない両親なので、ルール説明はすることにします。
「とりあえず前の人が出した牌と同じ枚数で、それより強い牌を出せばOK」
……と「インスト」とも言えない雑な説明をした後、とりあえずコインのやり取りなしで1ラウンドお試しで遊ぶことに。
大逆転も『レキシオ』の魅力
さて、初期牌はこちら。
うーん、5枚出しには絶妙に届かず、きれいにペアばかり揃ってますね……。
そんな私をあざ笑うかのように、両親がどんどん牌を出してきます。
いや、やめて。シングルばかり出されたら困るんよ……。
とはいえ、レキシオは選択の連続ともいえるゲーム。
黙ってやられていては大負けしてしまいます。
「1」のシングルを崩しつつ邪魔なシングルの「5」を処理。
早々に太陽の「2」が出ていたので、両親の牌が少なくなったタイミングで、緑2を出してそのままペア連発!
一時は圧倒的大差で負けそうな気がしてましたが、何とか怒涛の追い上げで1位になれました!
母は「あんなに差があっても逆転できるんやねぇ……」と驚いた様子。
私としては「2」が早々に出てくれたのが幸いでした。
ですが、この「複数の牌を使う役をたくさん終盤まで残しておくと逆転可能」という印象が、悲劇を生むことになります……。
麻雀好きの父、見事『レキシオ』を攻略する
さて、簡単にチップの支払いの説明をしてお試しラウンドは終了。
次からは本番のラウンドです。
ひとまず1ゲーム4ラウンドで開始します。
1ラウンド目は母の牌が強かったのか、序盤からやたら強きに「1」を出して主導権を握ります。
比較的静かにシングルの応酬が続きましたが、最終的に勝負手である「9」の3枚出しをした私に対して、まさかの「2」の3枚出しを返した母の勝利。
いや、4枚牌が残ってる状態でその内3枚が「2」だなんて想像できないんよ……。
この時点で父の牌が1枚、私の牌が2枚。
僅差でしたが、まさかの最下位スタート。
勝った母はもちろん、父も「スピーディで遊びやすいけど、結構悩む場面多いな」と楽しそうです。
そして迎えた第2ラウンド、悲劇は起きます……。
ボードゲームをやっていて強いな、と感じることが多い父なんですが、このラウンドは絶好調。
なんと序盤からフォーカードを出すなど電光石火の1位。
何とか半分ほど牌を減らした私はともかく、母は牌を2枚しか出せず、「2」も2枚残していたため支払いがとんでもないことに……。
ここで母のチップが早々に尽きたため、父の勝利という形で終わってしまいました。
母曰く「2」2枚と温存したフラッシュで一気に上がる計算をしていた、とのこと。
確かに温存は終盤強力な一方で、リスクが高いことを考えると『レキシオ』においては諸刃の剣といえるかもしれませんね。
正解のない戦略系ボードゲーム『レキシオ』
このまま終わっても消化不良なので、気を取り直して2ゲーム目へ。
母も先ほどの反省からか、積極的に序盤から「2」の牌を出すなど、動きます。
しかし、そうなると結局終盤に息切れしてしまい、勝ちきれない。
役を保つか、役を崩すか。
強い牌を温存するか、積極的に切っていくか。
その辺りも含めて、きっと「これ」という正解はないのだと思います。
相手の残り手牌の数やすでに出た牌によって「最適解」が変わってくるからです。
まさしく常に「決断」の連続。
『レキシオ』は手軽ながら、柔軟な戦略性が求められるボードゲームといえるでしょう。
時には1位を目指さない戦略も必要なボードゲーム
これは前回記事
でもお伝えしましたが、やはり『レキシオ』では無理に1位を目指すべきではない局面も存在します。
たとえば今回はコインの枚数的に1位で最終ラウンドを迎えている感覚があったのですが、こういう時は大負けするリスクを減らすために、序盤から積極的に5枚出しをして、牌を減らすべきだと思いました。
やはり『レキシオ』はラウンド内の駆け引き以外に、トータルで見て勝負をかけるかどうか、といった駆け引きも重要ですね。
ここまで3回プレイしましたが、3回とも私がルール説明をして、初めて『レキシオ』を遊ぶ人たちとの戦いだったため、そろそろ何度か『レキシオ』を遊んでいる人とも遊んでみたいものです。
あと、5枚出しにこだわり過ぎると本当に負けます。これは初回記事でもお伝えした通りです。
家族で遊ぶボードゲームは『カルカソンヌ』だけじゃない!『レキシオ』もおすすめ!
さて、今回は実家の両親と遊んだ『レキシオ』でしたが、無事「インスト勝ち」を果たしました。
これで『レキシオ』デビューから、私は3連勝? と思ったら、本記事の1戦目で普通に負けてました……。
でも、負けた母も気に入ったらしく「これは親戚が帰ってくる盆休みにもまた遊びたい」とのことです。
以前『カルカソンヌ』を実家で出した時も好評だったのですが、今回はそれ以上の手ごたえも感じました!
勝つためには戦略が必要となる『レキシオ』ですが、何となくプレイしていても形になる上に、ルールがシンプルでプレイ時間も短いため、普段ボードゲームを遊ばない人たちと遊ぶのにも最適ですね。
これからの夏休みシーズン、皆さまも家族で『レキシオ』を楽しむため、ご家庭にいかがでしょうか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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